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the silver shiningと派遣切り
請け負っている新宅の欄間にガラスをはめ込もうと思い、欄間のデザインを頼んでいる作家さんのお家で代々お付き合いのあるガラス作家さんにその製作を頼んでいただいた。
それが出来上がったということで送ってくださったもの。

moon.jpg

片面はフラットに片面は少し湾曲させている。(写真はフラット面)
フラット面を冬の月に、湾曲させたほうは秋の朧月に見立てて欄間の表裏になる予定。

ガラスの想像以上の美しさにしばらく眺めていました。
厚さ2センチ、直径5センチほどのその中には一片の濁りもなく。
丸い世界から覗く向こう側にいろんな表情を見せてくれる。
ガラス作家さんって凄いなぁ(溜息)
少しガラス自体に色を入れてもよかったのかと思ったけど、いやらしくなるかもと思い無色透明に。
(写真は部屋の照明の加減で少し色が入っているように見えます)

美しい円形は、手作りなので正確な円形ではないのですが、
完璧を求める美しい均衡の中に潜む完璧性は、機械では絶対に創りえないものだと痛感した。

日本には素晴らしい職人さんがたくさんおられるが、その技術は作品の陰に隠れそれに着目されることは多くないですね。
ひとつのモノにじっくり取り組み、製作時間と共に費用も掛かる職人技は時代に取り残され始めました。
モノの軽薄短小化は時代とともに進み、安く早くが当たり前となり、同時に日本は使い捨て文化の国になってしまった。
モノは絶対的価値より均一価値・平均価値が奨励され始め、ほとんどのモノがある程度のクオリティがあればいいだけの存在。

このようなモノ作りの形態は、そのまま現代の人間関係や労働形態に反映している。
派遣切りなどその顕著な例じゃないでしょうか。
「その人」が必要な理由などない。

職人の世界は技がモノを言います。
技を習得するためには師となる人との厳しく深い人間関係の上、自らの研鑽も問われる。
私が知っている職人さん方は皆そういう方たちばかりです。
たとえその技術が世襲のものであっても、技術が格に追いついていなければ厳しい批判を請う。
しかし、その技術が必要なものである以上、何年掛かっても同じ境地へ到達しそれを超えることを祈り、見捨てることはない。
また、そうしなければ失われてしまうことのほうが恐ろしい。
失った技術を蘇らせるのは今の時代ほとんど無理なことなんですよねぇ。




話は変わりますが、数年後には東北新幹線が最高時速320キロに到達するそうで。
益々人は早さを求められるようになるわけで、本当にこれが生活の潤いになるのか判りかねますね。
東海道新幹線の車両から食堂車両が消えたのは甚だ残念なことだったなぁ。
なんか旅の道程を楽しむ優雅さっていうのも段々無くなっていく気がする。
便利になるのはいいけれど、そこまで便利にする必要もないんじゃないの?って。

しかし、将来的には函館まで東北新幹線は伸びるらしい。
そうすると今度は北斗星やカシオペアなんかも無くなってしまうのかもしれないですね。

でも、LIVEで北海道まで新幹線で行くことができるようになる?
これはどこかの高所恐怖症の御方は喜びそう(笑)
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【2009/02/23 01:53 】 | 日々 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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