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hydeさんの足跡を歌詞中の「足跡」にみてみる
前回、「歌に支障がないなら何やってくれても構わない」なんてこと言いましたが、よく考えてみると私のhyde or HYDEさんに対する歌へのハードルってとても高いので、それに支障がないように生活してもらうって自分だったら「じょーだんやおへん!」なんじゃない?と思いました(笑)

なので刺青がひとつ二つ増えたくらいのことに動揺しなかったというか、実は正直に言うと他の方のブログ読むまで全く気付かなかったんですよ。見てるはずなんですけどねー。周りがもんもんだらけなのであまり気にならなかったんでしょうか? むしろ、「へ? してなかったっけ?」みたいな感じの方が強かったですね。いー加減です。
しかし、昨日一緒にハイ誕祭をした人も全く同じ反応でしたね(笑)

はい、本題に移りましょう。

ここのところ心は乙女でも身体はマッチョになったHYDEさんですが、hydeよりHYDEのほうが少し等身大に近い存在だというのは誰もが感じているところだろうと思います。
私は、「hyde」はラルクという枠、もしくは制約と言えるかもしれませんが、その中でラルクの変幻自在さを視覚的な方法で具現化している存在だと思っています。
そして「HYDE」は、ラルクの枠を越えた、hydeさんが表現できない本人の中にいる部分。
どちらかと言えばHYDEがhydeを演じているという感じですかね。
とはいえ、少し前に「自分で言えないことは歌にはできない」と言われていたように、hydeさんの歌詞にも彼の人生は充分に盛り込まれています。
というわけで、今日は人生の約半分に差し掛かったhydeさんの足跡を、歌詞の中にある「足跡」というフレーズから見てみたいと思います。


どうしてこんなことを考えついたのかと言いますと、hydeさんの歌詞には「季節」とか「記憶」などのように歌詞の中によく出てくる言葉がいくつかありますが、「足跡」もかなりの数に上ります。
そして私は、好きな曲の上位に「足跡」という言葉が入っている曲が多いのです。

「雪の足跡」は言わずもがなアルバム「KISS」に収録されている曲なんですけれど、実はこれを初めて聞いたときに驚きました。
その「足跡」という言葉の使われ方に。

以前「季節」という言葉を、hyde or HYDEさんは「ある一定期間の時間的区切り」を表現するのに使っているようだとブログに書きましたが、では「足跡」はhydeさんにとってどういう扱いなんでしょう。
あ、なぜHYDEでなくhydeなのかというと、ソロのHYDEさんの曲の歌詞にはまだ「足跡」という言葉が出てきてないんですよね。「季節」なんかはあるのに。

というわけで取り敢えず「足跡」の出てくる曲を挙げてみます。


『DUNE』から「Dune」
  許されぬ行為  消えてゆく足の跡


「Brilliant Years」
  陽炎の果てへと続く  想いはどこへゆくのか
  君の足跡は消えた   届くはずもない

  そして輝かしくすぎた  季節は終わりを告げる
  君の足跡は波にさらわれてしまった
  

『Tierra』から「Blame」   
  それは僕のこの足跡をたどればだれもが解るだろう
  果てない苦痛に歪まれた足跡をたどれば


同じく『Tierra』から「Inner Core」
  信じた世界の殻が剥がされる  千億の足跡が目の前に広がる


『ark』から「what is love」
  染められた空の赤に僕は君は沈んだ  宛てのない足跡を残したまま


『REAL』から「TIME SLIP」
   passing by   passing by   real world
   瞳閉じれば広がってゆく  甘く切ない足跡


以上がアルバム『KISS』前の曲の歌詞中に出てくる「足跡」です。

「Dune」では許されぬ行為に耽る二人のそれは、「砂丘の上の消えていく足跡」のように何も残らず、愛や恋などという感情を持ちうることのないだろう無意味な行為だと嘆いています。

「Brilliant Years」の足跡は、私の考え過ぎかそれともhydeさんの天才的な作詞力なのか、「足跡」が出てくるフレーズの前後が対になっています。

陽炎の果てへとつづく想いはどこへゆくのかに対して君の足跡は消えた届くはずもない
陽炎、あのゆらゆらとした現象からは蜃気楼を連想します。しかし蜃気楼は本当はそこにはないものが光の屈折で映っているだけで、たとえ追いかけたとしても永遠にそれに届くことはなく、消えてしまった君に自分の想いを届けようとしているようなものだ。

そして輝かしくすぎた季節は終わりを告げるに対しては、君の足跡は波にさらわれてしまった
いくらくっきり砂浜に足跡をつけても、波にさらわれた後にはきれいさっぱりと消えてしまいます。
君とのことも波にさらわれた足跡のように消えて終わった。


「Blame」の足跡は酷いもんですよね。
果てない苦痛に歪まれた足跡なんですすよね。

こうみると「足跡」もある一定の時間のことを指しているようですが、「季節」は輝いていたり、「あなたのことを思う季節」のようにどちらかというと幸せな(だった又はそういう希望を持てる)時間に対して、「足跡」は暗い過去のようなイメージですね。

僕の罪は肌を切るよりも深い痕を残したんだけれど、誰がみても分かるくらい果てない苦痛に歪まれた僕の足跡を見れば、僕がどれくらい苦しんでいるかわかるだろう。
だから僕のことを責めないで・・・・・この人一体どんな罪を犯したんでしょうかね?
というか、罪を犯したのは自分だと認めているくせに、悲壮感漂わせて悲劇の主人公になってしまっているところがこの歌の凄いところです。

「Inner Core」は作曲した人に影響されまくって書いた歌詞って感じですか(笑)
ここには切なかったり儚かったりというイメージはありませんが、「千億の足跡」というのが壮大な意識下の拡がりを感じさせます。
漂う意識の「意識」に「からだ」とルビが打たれています。
「君には始まりも終わりもない 死は生であり 生は死だ! 未来も過去も意味をもたない」
生死や未来・過去などの時間に囚われる「からだ」はただの物質であり意識のための殻でしかない。
そして意識はそれら生死・未来・過去を超えた「Inner Core」であり、我々の意識下に太古から脈々と繋がり、これからも繋がり続けるだろう。物質に支配される殻の下にある存在に気が付けば、遠い過去から未来へと永遠に繋がる千億もの足跡の自分がひとつなのだということにも気が付くだろう。
・・・・・あ、だんだん長くなってきたのでこの辺でやめよう。

そして「What is love」
「宛てのない足跡」を残したまま僕たちは沈んでいく、墜ちていく。
でもそこにはなんの確証もない。これが本当に僕が求めているものなのか?
そこには頼りなさげな二人の足跡があるだけです。

「What is love」の歌詞については「真実と幻想と」同様もっと語りたいので、これもここら辺にしておきます。

「TIME SLIP」は、ずっと会っていなかった親友が訪ねてきてくれた時のことを歌にしたそうですね。長い間会っていなかったので、自分は精神的にも物理的にもかけ離れてしまった二人の関係の溝を埋めることができずに戸惑っているんだけど、それは君も感じてるんじゃない?という歌のようです。

君との想い出は甘い時なのだけど、それはもう過ぎ去ったもの。
でも決して君との想い出を否定しているわけじゃない。
ただ、同じように過ぎ去っていく僕の今・この現実の世界に君はいない。
離ればなれは距離だけじゃないんだよ。
君との甘い思い出は切ないものになってしまったけど、でも今日も明日へ向かおう。




どうでしょうか。「消える」とか「宛てのない」とか、ここまでの足跡のフレーズに付随する言葉は儚くて淋しげなものが多いですね。

で、『KISS』の「ALONE EN LA VIDA」と「雪の足跡」です。


「ALONE EN LA VIDA」
   Faded 夢幻   刻む足跡かすみ行く

   貴方への愛が私の証   足跡一つ残せなくても


「雪の足跡」
  振り返り見れば並ぶ足跡
  降り積もる雪と白い足跡


この2曲の「足跡」って、とっても対照的だと思うんですけれど。
というか、最後の「雪の足跡」だけが他のものと違うんですよね。

「ALONE~」・・・「孤独な人生」に出てくる足跡は過去一番悲しくて切なく感じますが、それまでの儚げで頼りないだけのイメージで終わらずに力強さも感じます。
そして前は、「季節」のように時間の象徴として使われていることが多かった「足跡」が、「私の存在そのもの」を現しています。
貴方への愛が私の証  足跡一つ残せなくても  貴方に出逢えて良かった それだけで十分

余談:大事なことは 貴方を好きで 貴方が好きかどうかはいいの・・・・なんて中島美嘉ちゃんの歌(「愛してる」)を思い出したり(笑)

私は貴方とのことは出逢えたということだけでもう充分だという答えを出しながら、これは人生の一つの通過点と思っています。
そしてさらにこの先、旅の途中のこの命が誰かの為に心を灯したりするのだろうか?と、残りの明日を悔いなきように旅を続けようとしています。
甘く切ない足跡を忘れないようにしながら明日へ向かっていく「TIME SLIP」のように、実は前向きな歌だったんですねー。なんか曲調と曲名に騙されます。

で、最後「雪の足跡」
今まで歌詞の一部分でしかなかった「足跡」が大抜擢され、どどーんと曲名に使われています。
そして今まで孤独で切ないイメージだった足跡が二つ並んでいます。
二人分の足跡は「What is love」にも出てきましたが、こちらはどうにもならない未来を暗示するような使われ方でした。
が、「雪の足跡」では、並んでます。その跡を眺めて微笑んでいます。いつまでも二人で歩いていきます。寄り添っています。
過去の「足跡」とは比べものにならない格段な扱いですね。
幸せなイメージしか湧きません。

なので、「雪の足跡」を聞いて私は驚いたんです。説明が長かったんですけど。
そしてね、こう見ていくとなんかhydeさんの人生のような感じがしませんでしょうか?
昔の若いhydeが書いた歌詞から、ここ最近の完熟モードなhydeさんが書いた歌詞まで。




そしてこれからのハイドさんの足跡(この先歌詞にこの言葉が使われる、使われないに関わらず)がどういったものになるのかとても楽しみかつ、「雪の足跡」のように幸せなものでありますようにと願っています。
遅れましたが、この一年も充実し幸せでありますように。



拍手、いつもありがとうございます。


お返事

>ななしさん
ドMかドSか本当のところは知りませんが、してそうですよねー。
コメントありがとうございます。


>kazueさん
いつも読んでいただいているんですか? ありがとうございます。
時々お目苦しいところがあるかと思いますがお許し下さい。
可愛い顔して・・・・・笑
ねー、全くタチ悪いですよねー。
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【2009/01/30 03:16 】 | 歌詞とか | コメント(4) | トラックバック(0) |
<<スペサルな川崎を弄ってみる | ホーム | VAMPSKIN! FILE-4 HYDE 羽根の意味>>
コメント
あしあと
コメントは初めまして。いつもあれこれ、楽しく興味深く読ませて頂いておりました。(^o^)

「雪の足跡」、えらい幸せな曲やねぇと感じていたのの理由がすっきり判った気がしまして、成程なるほどーと。
ほんと今後とも完熟モード、あるいはその先にある未だ見ぬモードで、幸せな歌を聞かせてくれることを願って止みません…!
そして「Blame」の足跡がひどかったことを今更認識し直してしまいましたよ。(笑) あの頃を振り返ってみれば、思えば遠くへ来たもんだ、でしょうか。

HYDEな「FAITH」の「footsteps」は足跡解釈可かなーと思ってしまったのです、が、でもあの歌詞は自身のじゃなくて、イエス・キリストの人生ですよね。
だから「残した足跡を辿れ」なんて言ってしまえるのか…と、コメント欄で勝手に語ってしまってすみません;

また栄さんの解釈や考察を拝見できますことを、楽しみにしておりますv
【2009/01/30 06:06】| URL | ライネ #9M4HbwxM[ 編集] |
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2009/01/30 19:38】| | #[ 編集] |
ライネさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
お返事が遅れてすみません。娘っ子のバレエのプチ発表会が近くて、
衣装なんか作らないといけなかったので、お針子してました。

FAITHの「footsteps」は「足跡」ですねぇ。
見落としてましたー(笑)
今、妹のところにHYDE関係のものを貸していたので、正直面倒で確認してませんでした。
でも、ライネさんの言うようにイエス・キリストの人生?
また改めて読んでみます。
ありがとうございました。
【2009/02/01 22:11】| URL | 栄 #-[ 編集] |
○いろさん
こういうの分析って言うんですかね?
ただ単に自分の思ったことを好き勝手に言っているだけですよー。
私もHEARTより前のアルバムってあまり聴かなかったんですけど(特にDUNEは苦手です)、
最近よく聴くようになりました。
○いろさんも聴いてみたら意外な発見があるかもしれませんよ。
コメントありがとうございました。
【2009/02/01 22:18】| URL | 栄 #-[ 編集] |
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